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September 29, 2010

予告!10/2はアラベラを観に行きます!

大体、オペラの上演というのは初日が一番出来が悪く、その後、少しずつよくなっていって、
最終かその前くらいが一番こなれていると信じている。
それなのに、何故か初日、しかも新国立劇場のシーズン初日に行くことになった。
今から楽しみなのだが、初日の不安も少しあったりして。

今月は、うまく行けば、新国のフィガロ、N響のアイーダが観られると思う。
うまく行くかな?

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September 27, 2010

ムーティ フィラデルフィア、悲愴・展覧会の絵(1981年6月11日)千葉文化会館

僕が初めて海外オケを聴いたコンサート。
実はこのとき以来、アメリカのオケって聴いたことがない。

この時、何故コンサートに行こうと思ったか?
当時住んでた千葉で行われるコンサートであったこと
僕の好きな悲愴が演奏されること、
しかもカップリングが展覧会の絵!だったこと。


当時の僕は浪人生。
高校時代はブラスバンド部。
ブラスバンド部員って意外なほど、オケの音楽を聴かない。
だから、クラシック曲も知っているの数曲。
新世界とか、展覧会の絵とか、何故か火の鳥とか・・。
その中で中学時代に友達にテープをもらった悲愴は何故か大好きな曲となっていた。

知っているオケ(名前だけ)はN響とベルリンフィルとウィーンフィル位。

そんな僕が、フィラデルフィアのコンサートにいった。

指揮は若きムーティ。
一緒にオーマンディも来日、というか、オーマンディがメインだと思うけど。

そして演奏。
好きな悲愴については今、正直よく覚えていない。

展覧会の絵の最終曲、キエフの大門。このフォルテシモの音量!!
僕の耳の横を音圧が通り抜けていった!!
とにかく恐るべき音の大きさだったことが心に残っている。

アメリカのオケもムーティも実演で聴いていないが、
そんな、30年近い昔のことを思い出したら、アメオケに
チャレンジしてみたくなった。


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September 26, 2010

マリナー・N響シューマンプロを聴く(2010年9月26日)

今日は渋谷に父の見舞いに出ようと思い、そういえば、N響のマチネがあることを思い出し、
時間を合わせ出掛けた。
マリナーといえば、アカデミー室内管弦楽団、PHILIPSレーベルが定番で、
バロックから古典派までをカバーしたレコードが良く出ていた。
(管楽器のための)協奏交響曲は僕の愛聴盤だがそれもこの組合せ。

後に、ミネソタやシュツットガルトの音楽監督となったのだが、
何年か前にカプリッチョレーベルで、おそらくシュツットガルト放送響とのコンビの
ロマン派(ブラームスか?)のCDを聴き、思いのほかダイナミックな演奏に唸った覚えがある。

今回のシューマンプロも相性が実は得意のプログラムでは、と思った次第。

今日のプログラムは以下の通り。

 9月26日 | 日 | 開場 2:00 PM 開演 3:00 PM NHKホール
 第1681回定期公演 Aプログラム 


シューマン / 序曲、スケルツォとフィナーレ 作品52
シューマン / ピアノ協奏曲 イ短調 作品54
シューマン / 交響曲 第3番 変ホ長調 作品97「ライン」
指揮|ネヴィル・マリナー

ピアノ|アンティ・シーララ


前プロは全く知らない曲、少し捉えどころがない。
盛り上がりもないわけではないのだが。

中プロは
シューマンのピアノ協奏曲。
以前エリック・ハイドシェックの演奏で一楽章冒頭でいきなり泣かされて・・・。
今日はまずまずの演奏だったと思うが、無茶苦茶感動すると言ったところまでは行っていない。


メインはライン。

1楽章、なかなか元気。
とうとうと穏やかに流れるラインではなく、多少水嵩が多く、時折白波も見えるラインと
行ったところ。勿論荒れ狂っているというわけではない。
2,3楽章はとばして、
4楽章のフーガは大聖堂をイメージとプログラムにあるが、まさにそうした印象。
5楽章も明るく生き生きとして、暖かい演奏振り。最後はちゃんと盛り上がって、
小さく溜めを作ってきれいに終わった。

良い演奏をきいたなあという気持ち。
マリナーも84歳だそうだが、そうは見えない。普通に歩いて出てきて、
立って指揮してお元気である。

N響の金管陣も若返りが成功しているのではないか。
ホルンもペットも問題なかったと思う。


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September 25, 2010

心に残っている演奏会を思い出す(その1)日フィルのサロメ

過去に聞いたコンサートで心に残っているものを記録してみたいと思い立ち
こうして書いている。

どのくらい思い出せるものか?
また、努力しなくてもすぐにあのときの感動が蘇る演奏がある。

まず第一弾として、日フィルのサロメを取り上げる。

確か1シーズンだけ定期会員になったときの演奏。
今、ネットで調べて驚いた!!

指揮が何と、ゲルギエフであったのだ。

今、調べてみると1996年のこと。

第485回11月21日(木)、22日(金)
●リヒャルト・シュトラウス:楽劇「サロメ」(演奏会形式)
サロメーリューバ・カザルノフスカヤ
ヘロデーコンスタンチン・プルージニコフ
ヘロディアス=エフゲーニヤ・ツェロヴァーリニク
ヨカナーン=ニコライ・プチーリン
ナラボート=吉田浩之
ヘロディアスの小姓=大橋ゆり
ユダヤ人=田中誠、蔵田雅之、藤川泰彰、黒田晋也、小川裕ニ
ナザレ人=佐藤泰弘、小林祐太郎
兵士=佐野正一、島田啓介
カパドキア人=谷茂樹
指揮=ワレリー・ゲルギェフ

サロメ役のリューバ・カザルノフスカヤもロシアの歌手なので、ゲルギエフが連れてきたのかもしれない。
当時ゲルギエフは今ほどの有名指揮者ではなかったと思う。

演奏会形式ではあるがサロメがすばらしく、演奏も緊張感の持続したものだったと記憶している。
サロメは高校時代ブラスバンドで7つのベールの踊りを演奏したことがあるので、
比較的なじみのある曲だった。
とは言え、今でこそオペラ好きになった私だが、つい数年前は声楽が入るととたんに興味が薄れる位オペラ、
声楽曲には無縁だったのそんな私がこのサロメが素晴らしい演奏として記憶しているということは
本当に名演であったのではないか。
でも、指揮者がゲルギエフだったとは・・・。

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二期会、ラ・ボエームを聴く(2010年3月27日)

ラ・ボエーム
オペラ 全4幕
字幕付原語(イタリア語)上演
台本:ルイージ・イッリカ及びジュゼッペ・ジャコーザ
作曲:ジャコモ・プッチーニ
2010年3月27日(土)14:00

スタッフ
指揮: 沼尻竜典(びわ湖ホール芸術監督)
演出: アンドレアス・ホモキ(ベルリン・コーミッシェ・オーパー総支配人・首席演出家)

装置: ハルトムート・メイヤー
衣裳: メヒトヒルト・ザイペル
照明: フランク・エヴィン

舞台監督:幸泉浩司

キャスト

ミミ 浜田理恵
ロドルフォ 志田雄啓
ムゼッタ 中嶋彰子
マルチェッロ 堀内康雄
ショナール 井原秀人
コッリーネ 片桐直樹
アルチンドロ 晴 雅彦
パルピニョール 大野光彦
ブノア 鹿野由之

合唱: びわ湖ホール声楽アンサンブル、二期会合唱団
少年少女合唱:神奈川県立弥栄高等学校合唱団(神奈川公演)
管弦楽: 神奈川フィルハーモニー管弦楽団(神奈川公演)


男性陣、声量が足りない!もう、全く声が出ていないじゃないか!
激怒!
ホモキ演出は一本の木を上手に生かした舞台転換なしのお芝居。
でもやはり物足りない。オペラ的な面白さの点では。
女性陣は、満足。日本の舞台の場合、女性のほうがレベルが高いように思える。

二期会 神奈川公演では一番最初に聴いた薔薇の騎士が一番良い印象。
あれもホモキ演出だったっけ。


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ポップな演出が楽しい!新国立劇場、愛の妙薬を聴く(2010年4月10日)

愛の妙薬
Gaetano DOnizetti
ガエタノ・ドニゼッティ
全2幕

スタッフ
【指 揮】マウリツィオ・バルバチーニ
【演 出】チェーゼレ・リエヴィ
【美 術】ルイジ・・ペーレゴ
【衣 裳】マリーナ・ルクサード
【照 明】立田雄士
【振 付】村田健輔

キャスト
【アディーナ】タチアナ・リスニック
【モネリーノ】ジョセフ・カレーヤ
【ドゥルカマーラ】ブルーノ・デ・シモーネ
【ベルコーレ】与那城 敬
【ジャンネッタ】九嶋 香奈枝

【合 唱】新国立劇場合唱団
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団

今になってわかったことだが、テノールがジョセフ・カレヤって結構大物が来ていたんだということ。

何しろ歌手の名前が覚えられないし、あまり知識もないし。
でもカレヤって結構メトでも重宝されている。
メトのライブビューイングでやっていたホフマン物語も主役を歌っていたし。

人知れぬ涙はそれなりに楽しんだので、不満は持たなかったんだが、そんなに大物感はなかったなぁ。
イタリア人演出家、衣装の派手な格好が、ありがたみを薄れさせたかもしれない。
タチアナ・リスニックもさほどの印象がのこらない。まあ、きれいではあったけど。
ベルコーレの与那城敬は好演。派手な衣装も似合っていた。
ドゥルカ・マーラは楽しい感じこれも良かった。

明るく楽しい舞台にはなっていたと思う。
曲も楽しいしね!

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挫折…。新国立劇場、影のない女を聴く(2010年5月29日)


影のない女
Richard Strauss:Die Frau ohne Schatten
リヒャルト・シュトラウス/全3幕

【指 揮】エーリッヒ・ヴェヒター
【演出・美術・衣裳・照明】ドニ・クリエフ

(指 揮)
エーリッヒ・ヴェヒター
(演出・美術・衣裳・照明)
ドニ・クリエフ
キャスト
【皇帝】ミヒャエル・バーバ
【皇后】エミリー・マギー
【乳母】ジェーン・ヘンシェル
【霊界の使者】平野 和
【宮殿の門衛】平井香織
【鷹の声】大隅智佳子
【バラク】ラルフ・ルーカス
【バラクの妻】ステファニー・フリーデ

【合 唱】新国立劇場合唱団
【管弦楽】東京交響楽団

ホフマンスタールって、バラの騎士と同じ人の台本だし、薔薇がフィガロを意識した作品で、影のない女は魔笛を意識したんだって・・・。油断していたorz。
あらすじは一通り読んで、でも音楽的には予習なしで挑んだのだが…。挫折・・・。
歌手陣はみんな声が出ていたと思う。たぶん、悪くなかったんだと思う。
しかし、劇としての面白さが全くない、というか理解できなかった。予習しなかった僕が悪い。ヴォツェックに次ぐ挫折。
このオペラを楽しめる日がくるのだろうか⁈

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新国立劇場のカルメンを聴く(2010年6月20日)

カルメン
Georges Bizet:Carmen
ジョルジュ・ビゼー/全3幕
【フランス語上演/字幕付】

スタッフ
【指 揮】マウリツィオ・バルバチーニ
【演 出】鵜山 仁
【美 術】島 次郎
【衣 裳】緒方規矩子
【照 明】沢田祐二
【振 付】石井 潤

キャスト
【カルメン】キルスティン・シャベス
【ドン・ホセ】トルステン・ケール
【エスカミーリョ】ジョン・ヴェーグナー
【ミカエラ】浜田理恵

【合 唱】新国立劇場合唱団
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団


カルメンを聴いた。
もう3ヶ月以上前まので、覚えている印象だけ書いてみる。

シャベスのカルメンは、かなり色っぽいカルメン。
ドン・ホセはあまり印象がない。
というより、エスカミーリョの出来があまりにひどいことがやたら印象に残っている。

どうして闘牛士の歌がまともに歌えないんだ!
ねぇ、これまともに歌えなくて、何か歌ってたっけ、エスカミーリョって・・・。

プロフィール見たらあ、新国サロメのヨカナーン。

あと、演出で心に残っているのが、群集(合唱)がやたら人数がいたことと、ホームレスのようなキャラが
2,3人、よたよたと後ろのほうを歩いている。でも気になりだすとやたら目に付く。

あと、オケがひどいぞ。どうなっている。
間奏曲なんかテンポが遅すぎてオケがグダグダになっている。

これはオケのせいやら指揮者のせいやら。

でも、公演の日程前半はもっとひどかったらしいので、まあしょうがない、許してやるか。

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September 24, 2010

売られた花嫁/都響を聴く(2010年7月19日)

都響スペシャル

スメタナ 歌劇「売られた花嫁」
(演奏会形式)
指揮・演出/レオシュ・スワロフスキー
イェニーク/ルドヴィット・ルーダ(ルドゥハ)(テノール)
マジェンカ/アドリアーナ・コフトコヴァ(ソプラノ)
ヴァシェック/オトカール・クライン(テノール)
ケツァール/ヤン・ガラ(バス)
クルシナ/セルゲイ・トルストフ(バリトン)
ルドミラ/エヴァ・シェニグロヴァ(ソプラノ)
ミーハ/フランティシェク・ジュリアチ(バス・バリトン)
ハータ/ルチエ・ヒルシェロヴァ(メゾソプラノ)
合唱/二期会合唱団
ナビゲーター/朝岡 聡

勢いづいて、行くことにしてしまったオペラ。
正直それほどの期待もしていなかったのだけど。

率直な感想:意外に楽しかった。
ちょっと、ドニゼッティの愛の妙薬を髣髴とさせる田園オペラ。
チェコ系の歌手がキャスティングされていていかにもお国物といった風情。
指揮者が自国のオペラを熱く演奏していて、都響も良く付いていっていた。

ナビゲーターは正直あまり欲しくないのだが、今回は結構演出に生かされていたし
頑張っていたのでこれ以上否定的なことはいうまい。
演奏会形式といいながら、オーケストラの後ろと舞台の最前部を生かした
ちょっとしたお芝居、ダンス等があり、楽しめた。

歌手陣で、一番驚いたのは、少し(頭が)足りない役のヴァシェック/オトカール・クライン(テノール)。
出てくるなり、その声量と美しい歌声に息を呑んだ。主役より、彼が歌うところが
一番の楽しみになっていたくらい。
主役二人はまずまず。もう少し若い二人なので、体型がすっとしているといいのだが、
見事なビア樽体型。でもこれはしょうがないか。
準主役というか、狂言回し的なケツァール役のヤン・ガラ(バス)は喜劇的な演技の雰囲気は
良かったのだが、低い声が出きらずちょっと残念。経歴等を見ると、もっと実力がありそうだったので
コンディションの問題かも。

でもでもこの日の公演は、ずばり「楽しかった」。思わぬ拾い物といった印象でした。

以上

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ファウストの劫罰を聴く(2010年7月13日)

東京二期会オペラ劇場
東京二期会/東京フィル ベルリオーズ・プロジェクト 2010

ファウストの劫罰
4部からなる劇的物語
字幕付原語(フランス語)上演
原作:ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ「ファウスト」
台本:エクトール・ベルリオーズ、アルミール・ガンドニエール、
ジェラール・ドゥ・ネルヴァル
作曲:エクトール・ベルリオーズ
キャスト
配役   17日(土)
ファウスト       福井 敬
マルグリート     小泉詠子
メフィストフェレス   小森輝彦
ブランデル       佐藤泰弘

メインダンサー:白河直子
ダンサー:木戸紫乃、小林史佳、斉木香里、泉水利枝、池成愛、野村真弓
合唱:二期会合唱団
児童合唱:NHK東京児童合唱団
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

もう2ヶ月以上前の公演なので、印象だけ書いてみる。

ファウストの劫罰はメトの公演をNHKで放映していたものを観たことがあり、
それが意外と楽しかったので、楽しみだった。

指揮はブラッソン。フランス物のスペシャリスト。
演出は、かなりモダンなダンスを使ったもの。抽象的表現だが悪くないと思った。

ファウスト役の福井敬は良かった。
マルグリットは当初林美智子が体調不良で代演となったが、少し緊張感が漂っていたが
まずます良く歌っていたと思う。
満足な公演でした。


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僕の好きなオペラ(2010年9月版)

時々お遊びとして、自分が今すきなオペラについて選んだり、ランキング付けをしている。

そもそも聴いているオペラがかなり少ないので、あまり意味はないのだけど。

ではさっそく検討してみよう!

僕の今までの定番に行く前に、最近ビデオを観て特に気に入ったものから。
・夢遊病の女(ベルリーニ)
・ホフマン物語(オッフェンバック)
・タイス(マスネ)
・連隊の娘(ドニゼッティ)

これらは、実演をまだ体験していない。NHKの放映とビデオ購入で観ただけだが、
どれも素敵なオペラ作品だった。
これを見るとタイス以外はコロラトゥーラソプラノの活躍する曲が多い。
事実、夢遊病と連隊はデセイの歌に大感動したのが、このオペラを気に入った理由だから。

タイスはメトのライブヴューイングのテレビ放映。フレミングとハンプソンが素晴らしかった。
ホフマン物語は全くその音楽を知らないでビデオを観て大好きになったオペラ。
早く、どこかで、実演を聴きたい!


では、定番、作曲家等で好きなオペラ
まず、モーツァルトから

ここではあまりに当たり前すぎる選択。
フィガロの結婚
ドン・ジョバンニ
魔笛
コジ・ファン・トゥッテ

ビデオでは他にティートの慈悲、後宮からの逃走を見たが、
それほど面白くはなかった。

とりあえず、フィガロとドン・ジョバンニを採ろう。
魔笛は話の筋が通っていないのがひっかかるし、
コジはフィガロ、ドンジョバンニほど、おなじみアリアが多くないので。


次はロッシーニ。

ロッシーニもなかなかレパートリーが増えない。
セビリアの理髪師は、僕のBEST1。
チェネレントラが次点。
イタリアのトルコ人は観たが、アルジェのイタリア女はまだ未見。
タンクレディを実演で観たが、まあまあ楽しめた。
でもここではセビリアのみ残すことにしよう。
セビリアはアバドの映画仕立てのビデオが楽しい。

ドニゼッティ、ベッリーニ

ドニゼッティとベッリーニは
ソプラノ、特にコロラトゥーラソプラノ好きとしては大切な作曲家。

今まで聴いた中で、好きな曲は
ドニゼッティ、愛の妙薬、ランメーモールのルチア、連隊の娘
ベッリーニ、夢遊病の女、清教徒。
これらを全部採ると多過ぎるか?

ヴェルディ。

このオペラ作曲家の中で、最も重要な作曲家。
多作でもあるが、実演で行われる曲も限られており、意外にテレビ放映も少ない。

一番好きなのは「リゴレット」。  
最初予習をろくにしないで実演を見たので、まずそのストーリーに驚いた。
殺されたはずのマン トヴァ公の女心の歌が響いたところではゾクッとした。

その他ではイル・トロヴァトーレ 、椿姫、 オテロが好き。
絞れば、リゴレットとオテロ。

プッチーニ、
プッチーニはもう、ミュージカルとすれすれの感じがする。商業的な匂いがぷんぷんする。

マノン・レスコー、ラ・ボエーム、トスカ、蝶々夫人、トゥーランドット・・・
この中から、トスカ、ラ・ボエームを採る。

ワーグナー、
どうも相性が悪い。
今のところ、いいなと思えるのは、ニーベルングの指環。
トリスタンやマイスタージンガーも観たが、どうも・・・。

そして、R、シュトラウス
ばらの騎士を採る。
ナクソス島のアリアドネも気になる。一度実演を観て良ければ好きになるかも知れない。

その他では、
マスネ:タイス、J・シュトラウス:こうもり、ビゼー:カルメン、オッフェンバック:ホフマン物語
これらは落とせない。

あと、テレビ放映で気に入ったチレア、アドリアーナ・ルクヴルールを採りたい。

ベートーヴェンやウエーバーは趣味が合わず、道化師、カヴァレリアも今次点で好きでは
好きではないので採るのは見送っておく。
ヘンデルは観ると意外と面白かったりするのだが今回は見送り。
ヴォツェックは挫折。
といったところで、まとめると・・・。

1.フィガロの結婚
2.ドン・ジョバンニ
3.セビリアの理髪師
4.愛の妙薬
5.ランメルモールのルチア
6.連隊の娘
7.夢遊病の女
8.清教徒
9.リゴレット
10.オテロ
11.トスカ
12.ラ・ボエーム
13.ニーベルングの指環
14.ばらの騎士
15.タイス
16.こうもり
17.カルメン
18.ホフマン物語
19.アドリアーナ・ルクヴルール

ちょっとドニゼッティが多すぎる気がするが、
本来、落ちそうな「連隊の娘」がデセイ、メトの演奏でやられてしまったので
落とせない。
マスネのタイスも同じくフレミングとメトの演奏でやられたので、どうしても挙げておきたい。

ということで好きなオペラは19曲。
ちょっと半端だけれど。

まだまだ、観ていないオペラもいっぱいあるし
観ることによってがらっとイメージが変わる場合がある。
よって、今日好きなオペラに、また、新しく好きになる作品も加わると思うし、
今日挙げたよりももっとインパクトの高い曲や演奏があれば、入れ替わる可能性もあると思う。

ビデオでも放送でも公演でも、いい演奏を沢山聴いて沢山好きな曲が出来たら幸せ。

ということで、
僕の好きなオペラ(2010年9月版)は以上です!


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September 20, 2010

ロイヤルオペラ、マノンを聴く(2010年9月20日)

英国ロイヤル・オペラ
「マノン」全5幕
ジュール・マスネ作曲
2010年9月20日(15:00開演)

指揮:アントニオ・パッパーノ
演出:ロラン・ペリー
美術:シャンタル・トーマス
照明:ジョエル・アダム
振付:リオネル・オシエ

ギヨー・ド・モルフォンテーヌ:ギ・ド・メイ
ド・ブレティニ:ウィリアム・シメル
プセット:シモナ・ミハイ
ジャヴォット:ルイーゼ・イネス
ロゼット:カイ・リューテル
宿屋の主人:リントン・ブラック
レスコー:ラッセル・ブラウン
警官:ドナルドソン・ベル、ジョン・ベルナイス
マノン・レスコー:アンナ・ネトレプコ
騎士デ・グリュー:マシュー・ポレンザーニ
伯爵デ・グリュー:ニコラ・クルジャル
ロイヤル・オペラ合唱団 / ロイヤル・オペラハウス管弦楽団
◆上演時間◆

第1幕(転換)第2幕:15:00 - 16:20
休憩 25分
第3幕(場面転換あり):16:45 - 17:45
休憩 25分
第4幕(転換)第5幕:18:10 -18:55

ネトレプコ見たさに入手してしまった。
ゲオルギューが椿姫を下りた為、こちらがプラチナチケット化してしまった。
ネトレプコはキャンセルしないよね。
無事、来日して歌っている!良かった!
そして今日のキャスト表、大丈夫、ちゃんと載ってた!

そもそもマスネのマノンは知らない曲だった。プッチーニのマノン・レスコーはビデオも見てるし
公演も見た頃があるけど。
マスネはウエルテルとタイスをビデオで観た。両方とも結構僕の好み。
ということで、事前にDVDを購入し予習した。ビデオはフレミングのマノン。

さて、今日のマノン。
序曲はなにやら音が溶け合わずに聞こえる。
大丈夫か?
演奏のせいか、僕の耳のせいか。5階の、左サイドかなり前側の席のせいか?
でも次第になじんできた。やれやれ。

第一幕、
レスコー、ギヨー、しっかり声が出ている。
プセット(シモナ・ミハイ)、ジャヴォット(ルイーゼ・イネス)、ロゼット(カイ・リューテル)もきれい。
声も良く出て三重唱も良い。

そして、デ・グリューとマノン。
無難な立ち上がり。
マノン(ネトレプコ)は田舎の少女みたい。
ネトレプは声が少しざらつくように聞こえる気がする。大丈夫かなあ?

続けて、第二幕。

二人のアパート。気分は同棲時代?
マノンがデ・グリューを裏切る場面。

裏切るのに、泣きながら歌う「さようなら、小さなテーブルよ」はジーンときた。

第三幕
第二場のサン・シュルピス修道院が白眉。
もう、泣けたよ。「あなたが握る手は私の手じゃないの」
あなたが愛した私を思い出してよ、と迫る、マノン。
参った。デ・グリューの前に僕が誘惑されてしまった。
ここあたりから、ネトレプコの声も俄然調子が良くなったのでは?
一、二幕では少し不安も感じたが、ここから先は、すっかりネトレプコの世界に安心して浸ることが出来た。

そして最後に四幕と五幕。
五幕の瀕死のマノンがまたよろしかったです。マノンを救おうとするデ・グリュー(ポレンザーニ)も。
柔らかくコントロールされた声に好感が持てました。

パッパーノとオーケストも過不足ない演奏で、悪くなかったです。最初、チェロのソロが心もとない気がしたけど。


今日は、ネトレプコに尽きる。
確かに、妊娠中とかでずいぶん太めにはなっていたし、最初は、低い暗めの声に聞こえたし、高音がややざらつき気味に聞こえたけど。
演技が上手。本当に少女の感じ。最初出てきたときは田舎の女の子。
デグリューと暮らしているときは、清楚な女性系、そして社交界では、きれいなレディ。
修道院でデ・グリューに迫るときは切なく、そして色っぽい。

あとは、ギヨーのギ・ド・メイがおしゃれな演技ぶりで、楽しかった!
ネトレプコのベルカントオペラも聴いてみたい!

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エヴァ・メイ  ソプラノ・リサイタルを聴く(2010年7月10日)

エヴァ・メイ  ソプラノ・リサイタル

日時:2010年7月10日
会場:紀尾井ホール

曲目
前半
ペルゴレージ:もしあなたが私を愛し
G.Pergolesi : Se tu m’ ami

パイジェッロ:《身分違いの恋、または水車屋の娘》~ “わが心もはやうつろになりて”
G.Rossini : 《L’ amor contrastato, ossia La molinara》 ~ “Nel cou più non mi sento”

グルック :《パリーデとエレナ》~ “おお、私のいとしい人よ”
C.W.Gluck : 《Paride ed Elena》 ~ “O, del mio dolce ardor”

モーツァルト : 喜びの気持ちを
W.A.Mozart : Un moto di gioia K.579

マルティーニ・ディ・テデスコ : 愛の喜び
G.Martini di Tedesco : Plaisir d’ amour

スカルラッティ:ガンジス川に陽は昇り
A.Scarlatti : Già il sole dal gange

ボノンチーニ :《グリゼルダ》~ “あなたをたたえる栄光に”
G.B.Bononcini : 《Griselda》 ~ “Per la gloria d’ adorarvi”

ピッチンニ :《チェッキーナ、または良い娘》~ “怒る女の激情が”
N.Piccinni : 《La Cecchina, ossia La buona figliuola》 ~ “Furie di donna irata”

後半

モーツァルト:《フィガロの結婚》~“愛の神よ照覧あれ”
W.A.Mozart : 《Le nozze di Figaro》~“Porgi amor qualche ristoro”
      :《フィガロの結婚》~“自分で自分がわからない”
      :《Le nozze di Figaro》 ~ “Non sò più cosa son”
      :《ドン・ジョヴァンニ》~“打てよマゼット”
      :《Don Giovanni》~ “Batti, batti, o bel Masetto”
      :《イドメネオ》~“オレステとアイアーチェの苦悩を”
      :《Idomeneo》~ “D’ Oreste, d’ Aiace”

グノー:《ファウスト》~ 宝石の歌“なんと美しいこの姿”
C.F.Gounod : 《Faust》 ~ Air des bijoux“Je vois-je la ….Ah Je ris”

モーツァルト:《フィガロの結婚》~“失くしてしまった、困ったわ”
W.A.Mozart : 《Le nozze di Figaro》~“L’ ho perduta, me meschina”

ベッリーニ:《清教徒》~“あなたの優しい声が”
V.Bellini:《I Puritani》~“Qui la voce sua soave”

アンコール:
ヴェルディ:ストルネッロ
ドニゼッティ:《連隊の娘》~”みんながご存知”
プッチーニ:《ラ・ボエーム》~”ムゼッタのワルツ”
プッチーニ:《ジャンニ・スキッキ》~”私のいとしいお父様”


歌のリサイタルを聴くのは2回目。

前半の特に最初の数曲は、まだ喉が暖まっていないのか、それほどの声量とは聞こえなかった。
それが前半の後半になってくると、情感も乗ってきてこちらも聴いていて揺さぶられる。

そして後半。
もう最高。
歌の技術も声の質も、声量も情感も。
モーツァルト、もグノーもベルリーニも。

もう、メイ完璧にコントロールされた声が出ている。
僕たち聴衆の心を掴むのも思いのまま、といった感じ。
大感動!

1番素敵だったのは、アンコール、連隊の娘からの1曲。行進する振りをつけながら歌うメイも楽しげで、
本当に素晴らしかった。
ムゼッタのワルツも良かったです。
一番最後は、鳴り止まぬ拍手に答え、故郷にいるお父さんに捧げるといって、「私のお父さん」を。
涙ぐみながら歌ってくれました。

グノーのファウストからの宝石の歌。この曲も結構よく耳にしたが、いい曲だな。
今度、機会があれば、グノー「ファウスト」のDVDを手に入れよう!

素晴らしい歌を聴けて、幸せな休日でした。


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September 18, 2010

サイトウキネン、サロメを聴く(2010年8月22日)

R.シュトラウス:オペラ「サロメ」
8月22日(日) 開演 16:00
場所:まつもと市民芸術館

サロメ:デボラ・ヴォイト
ヘロディアス:ジェーン・ヘンシェル
ヘロデ:キム・ベグリー
ヨハナーン:アラン・ヘルド
ナラボート:ショーン・パニカー*
ダンサー: ヤエル・レヴィティン
東京シティ・バレエ団

演出:フランチェスカ・ザンベロ
再演演出:クリスティアン・ラス
装置:ジョージ・シーピン
衣裳:タティアナ・ノギノヴァ
照明:リック・フィッシャー
振付:ジェーン・コンフォート
演奏:サイトウ・キネン・オーケストラ
指揮:オメール・メイア・ヴェルバー


メトのライブビューイングを見ていたらデボラ・ヴォイトが案内役で出ており、ワーグナー等もメトで
歌っていることをしった。それまでは知らなかったのだが、検索したところ、サイトウキネンでサロメを
歌うことを知った。小澤が病気のためオペラは早々と降りていたので、、ヤフオクでも低価格の席を
らくらく定価以下で入手。
ちょうど、夏は旅行らしい旅行にも行っていなかったので、プチ旅行方々、松本へ。

諏訪で温泉に入り、松本へ移動。

蕎麦を是非と思い、まつもと市民芸術館に近い「浅田」に目標を定め歩いていったが、売切仕舞になっていた。
蕎麦屋を求め、少し歩き回ったが、良いところが見つからず、仕方なく会社へのお土産を先に買った。
開運堂の洋菓子を求めた。

さて、サロメ。
この曲を聴くのは3回目。
僕の初新国立劇場がサロメだった。
その前に日フィルの定期、演奏会形式できいたことがある。←名演だった。


ヴォイトのサロメ、声はまぁまぁ。圧倒的な歌唱ではなかった。
ヴォイトはそれなりの年で、体型も太め。でも時折かわいらしく見えた気がした。これは立派。

サロメについては7つのヴェールの踊りがどんな演出かが大きなポイント。歌はついてないのにね。
今回のサロメは7つのヴェールを6人のダンサーとサロメで1枚づつ持って踊るといった演出。
ヴォイトは、体系も太めで、踊りも上手というわけではない。どちらかというと動きはダンサー任せ。
この7つのヴェールの踊りに欲情したヘロデ王がサロメに何でも好きなものを褒美にあげるようとするわけであるから、相当の躍りでないと、話が通らなくなってしまう。
ヴォイトのサロメはそれほど魅力的な踊りとは言えなかった。
ヘロデ王とヘロディアスはなかなか達者で、一番驚いたのはナラボート。比較的早くに死んでしまうが、素晴らしい声だった。
ヨカナーンはやせて青白いイメージだったのだが、今回のは、丸々と太っていた。神秘的な感じもなく、汚い感じ。
正直あまり、好みとはいえないサロメでした。

会場のまつもと市民芸術館は、上の階には座席が多くないせいか上がる階段も少ないしわかりずらい。
入場箇所も切符を確認するのに、各扉に係員が立っていて、どうにも無駄な感じ。
建物内部はモダンで、日本のホールでは珍しい個性的なつくりだった。
音響的には特に不満はなかった。

さて、会場を後にして、あずさが発車するまで30分強。
この間に、駅近くで、お蕎麦を食べることに。

榑木野(くれきの)んじょ駅前のお店(駅ビル店ではない方)で、もりを1枚。(ざるを海苔なしにしてもらった)
駅前だし何店かあるお店らしかったのでどうかとおもったが、悪くない蕎麦だった。値段は安くなかったが
量が十分あったので満足。
すぐに駅に行き、松本を後にした。


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デュメイ、ヴァン・ダム、関西フィルを聴く(2010年9月14日)

関西フィルハーモニー管弦楽団

[日時]2010年9月14日(火)
[場所]サントリーホール
[出演]指揮&ヴァイオリン:オーギュスタン・デュメイ
独唱:ジョゼ・ヴァン・ダム[プログラム]
~創立40周年記念ガラ・コンサート~

モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番 イ長調 K.219 「トルコ風」

=== ジョゼ・ヴァン・ダム、華麗なるオペラ・アリア集(6曲) ===
モーツァルト:カタログの歌「奥様、これが恋人のカタログ」(歌劇「ドン・ジョヴァンニ」)
モーツァルト:「もう飛ぶまいぞ、この蝶々」(歌劇「フィガロの結婚」)
モーツァルト:「ため息をつきながら」(歌劇「フィガロの結婚」)
ヴェルディ:「ひとり寂しく眠ろう」(歌劇「ドン・カルロ」より)
ドリーブ:「おまえの優しい眼差し」(歌劇「ラクメ」)
ロッシーニ:「中傷とはそよ風のように」(歌劇「セヴィリアの理髪師」)

ベートーヴェン:交響曲第8番 ヘ長調 作品93


今日は研修でそのまま帰れたため、コンサートにも余裕で行くことができた。
久々のサントリーホール。
最近、オペラ中心で東京文化が多いので、サントリーの響きはちょっと過剰な印象に変わった。
以前は、このぐらい響かなくちゃと思っていたのだけど。
プログラムは上述の通り、デュメイの弾き振りによるモーツァルト、ダムの引退記念?のアリア集、
ベートーヴェンの8番。

前プロのモーツァルト。生き生きとした演奏だった。デュメイはどのような音楽を作りたいか、
予め完成した形があってそれをオケとも十分共有できている、そのように感じた。
オケは弦楽セクションがとてきれいにそろっていて、デュメイの指揮にもしっかり応えていた。
練習を重ねてきた印象。
これは、後述するベートーヴェンの8番とも共通。

独奏のデュメイのヴァイオリンは自由で大らかさが感じられた。音の出し方が自然。
ソロヴァイオリンの演奏中はテンポが自由になるため、オケも一糸乱れぬとは行かないが、
しっかりついていた。

プログラム中盤はダムのアリア。
モーツァルトからヴェルディまで。


しかしながらというか、引退を口にしている方なので当然というか、やはり声はかなり衰えているようだ。
モーツァルトのカタログの歌もはらはらするような出来。もう少し、オケも音量を調整するなりすればよいと
思う。

どちらかといえば、後半の3曲、ヴェルディ、ドリーブ、ロッシーニが良かった。

特に感情を込めて芝居のように歌うとものすごくニュアンスが出る。オペラの場面が目に浮かぶ。
ドン・カルロがベスト。
ドリーブからの歌も良かった。
この辺りは流石。日本人だと、この自然な演技の感じがなかなか出ないと思う。

ということで、多少辛さも感じながらも、楽しめたところで暖かい拍手。
一階席はファンが多かったせいか熱狂的に拍手をしていたが、僕としてはそこまでの気持ちには
ならず、せめて暖かい拍手を送ろうというところだった。

トリはベト8.
きびきびしたダイナミックレンジの広い演奏。テンポもメリハリが利いていた。
この曲もモーツァルト同様、練習を重ねやりたい音楽をしっかり作ってきた、と感じた。
今日一番良かったかも。期待度は一番低かったのだが。
ここら辺が、生で聴く醍醐味。期待が外れることもあれば、意外な広いものがあったりする。

古典派で関西フィルを鍛えていく、とデュメイは言っているそうだが、乞う期待!

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September 13, 2010

衝撃の初デセイ‼トリノ、デセイの椿姫を聴く(2010年8月1日)

2010年8月1日(日)
トリノ王立歌劇場
演出:ローラン・ペリ
指揮:ジャナンドレア・ノセダ
独奏・独唱:ナタリー・デセイ / マシュー・ポレンザーニ / ローラン・ナウリ 他

今日はここ数年オペラを聴いた中で最も感動した。

デセイはメトやパリ・オペラ座の連隊の娘、夢遊病の女でファンになり、最も聴きたいソプラノ歌手ではあったのですが、それだけに期待はずれに終わらないか、当日のコンディションはどうか、など期待と不安でどきどき。
せっかく聴くならベル・カントがよかったなとか、椿姫じゃあ今回はパスしようか、などと考えたのだが・・・。

彼女は期待を上回る歌手、女優でした。

歌は勿論すばらしい。
1幕の「そは彼の人か」から「花から花へ」は少し硬いというか、声量が足りないように思えるところもあった。
が、そこから先は完璧な歌唱と演技。

そして最終幕。
病床のシーツに手を伸ばしつかみながら倒れていく。倒れたヴィオレッタに白いシーツがふわりかかった・・・。
そして静寂。
この場面、もう一生忘れられなくなりそう。
観客も、もうデセイの演技の呪縛に飲み込まれ、誰も不用意な拍手をしない。

椿姫というと、オペラの中ではかなりのメジャーで少し通俗的な感さえある。
結構、ビデオも含めてみる機会がある演目。この演目でこんなに心を打たれるのか?
この日は、デセイのための演出、デセイのための舞台、デセイのための音楽・・・でありました。
もうしばらくは他の演奏で椿姫を見たくない。
この思いを大切に取っておきたい。
そんな公演。


そしてカーテンコール。
さっきまでのあの演技はなんだったのだろうと思わずにはいられないはじけっぷり。
ぴょんぴょん飛んだり、プロンプターボックスの上に乗ったり、無邪気な子供みたい。

そんなデセイをみて「この人っていったい・・・」と感嘆せずにはいられなかったです。

そして、こんな素晴らしい公演を見た自分が、精神的にも大きなショックを感じていることに気がついて、またビックリ。しばらくデセイショックから覚めることはなさそう・・・。


で、さらに考えたのだが、
トリノ歌劇場の底力ってすごい。

今日は、デセイの座長芝居のようなステージ、昨日はチームトリノ、チームノセダといったステージ。
同じ劇場が、全く違ったスタイルの公演を完璧に行う。

トリノすごい!
オペラってすごい!

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チームワークの妙。トリノ王立歌劇場・ボエームを聴く(2010年7月31日)

トリノ王立歌劇場
指揮:ジャナンドレア・ノセダ
独奏・独唱:バルバラ・フリットリ / マルセロ・アルバレス / 森麻季 他

トリノのチケット、最初はデセイを狙っていたのに、なぜか勢いでボエームも取ってしまった。
でも行ってよかった!!

ボエームは特に好きなオペラではなかった。
ボエームは4人の若き芸術家とミミ、ムゼッタの青春オペラだが、
ミミの相手ってたまたまロドルフォが部屋に残ったから付き合うことになったみたいな感じで。
1幕、2幕4人のボヘミアンが一緒にでる場面も多く、主役に感情移入がしにくい。
3幕以降は暗い話しだし・・・というわけで、それほど好きなオペラではなかった。

でも今回のトリノは感動しました。

まず、どこから書こうか?

今回のボエームは、ムゼッタ役の歌手以外、本当にレベルがそろっていたと思う。
上記の若者4人とミミはとにかく出番が多いので、出来の良くない歌手が混ざるととたんにレベルが低くなってしまう。捨てキャラが少ない。本当はムゼッタもおいしい役だから、他の歌手とレベルあってたらもっと良かったのに・・・。

そしてノセダの指揮とオケ。
これがすばらしい。ノセダのダイナミックな指揮にオケが完全に応える。歌手も応える。合唱も・・・。
この日のオペラはトリノという劇場が一丸となって演奏をしたという印象。
チームワークの勝利を感じました。

さらにフリットリ。
この有名なソプラノ歌手についてほとんど前知識なく、初めて聴きました。
なんだろ、このふくよかな声は。
大きな声をだしている感じではないのに、文化会館に響き渡る。

最後の場面では死の直前のミミと心配し叫ぶムゼッタ。
でも、死の直前のピアノで歌うミミの声の方が、よく響いて聴こえた。
排気量の大きいエンジンがついているみたい。エンジン踏み込まなくても低回転で十分早く走れるような・・・。

フリットリは不幸な少女(女性)といったイメージとは違うと思っていたけど、情感十分で、本当に感動できるミミでした。

フリットリ、ノセダ、トリノ王立劇場にブラボー!!

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N響アワーを聴く((2010年9月12日)

今日のN響アワーは14年前、僕が聴きに行った時の演奏。
ズビン・メータのほのかなファンだったので思わずチケットを買った。
当初のプログラムはマーラー交響曲3番。
メータが合唱だか児童合唱だかに満足できずプログラム変更となったとの噂(真偽は不明)。
変更後のプログラムは亡き子をしのぶ歌と巨人。

当時も感動した。
メータと引き締まった演奏したN響に。
N響とメータ相性いいな、と感心したと記憶していた。

N響はプログラム変更のせいか、大物中の大物指揮者のせいか、
畏敬の念のような緊張感も感じられたし、力がこもった演奏だったと思う。

僕の記憶ではメータは大まかに振っていたと思っていたが、勘違いだったかも。
今日見たら、ずいぶんテンポも揺らし、しっかり・きっちりと振っていた。
眼光が鋭く指揮姿もかっこいい!

あーいい演奏聴いていたんだなと、14年ぶりに感動再び。ブラボー!!


交響曲 第1番 ニ長調 「巨人」    ( マーラー作曲 )
管弦楽 : NHK交響楽団
指 揮 : ズービン・メータ

[ 収録: 1996年11月8日, サントリーホール ]


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新日フィルのヴェルディ、レクイエムを聴く(9/11)

新日フィルのヴェルディ、レクイエムを聴く。


2010年9月11日
すみだトリフォニーホール
ヴェルディ作曲:レクイエム
指揮:クリスティアン・アルミンク
ソプラノ:ノルマ・ファンティーニ
メゾ・ソプラノ:マリナ・プルデンスカヤ
テノール:スコット・マクアリスター
バス:ラルフ・ルーカス
合唱:栗友会合唱団
合唱指揮:栗山文昭

ヴェルレク。
以前は楽しめなかったレパートリー。
オペラを聴くようになったおかげで、今回はばっちり楽しめた!

ソプラノのノルマ・ファンティーニ、ブラボー!!
すばらしい!オペラの中の歌みたい。
この人のオペラでの歌を聴いてみたいと思ったところ、もうすぐ新国のアンドレア・シェニエに登場!
チケット入手済みにつきとても楽しみになった。
メゾソプラノのマリーナ・プルデンスカヤも良かったです。
男性陣は女性二人と比べると、特に悪くはなかったもののもう一つ目立たなかったかrな?

新日フィルの演奏は迫力があり、破綻もない良い演奏。
合唱もレベルが高くすばらしかったと思います。

惜しかったのは客席で、演奏中に飴の包みを開ける耳障りなビニールの音、ピアニッシモで根息ならぬいびき・・・。子供は演奏に飽きてごそごそ。何故か上の客席から、チケットの半券(?)がヒラヒラ。
ついイライラして演奏への集中力が切れることも。
こういう時、休憩がないと注意することもできず困る・・・。
とは言え、それを上回る演奏の出来で、十分満足!!同行のHさんも満足した様子。良かったよかった。

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