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October 29, 2010

すごく音の良いCD!(JAZZ編) ジャッキー・テラソン  Alive

昨日音の良いCDとして、コジェナーのヘンデルのオペラ
アリア集について書いたばかりなのに、書き終わった直後に
音の良いCDを発見!
発見といっても、自分で選んで買ってきたわけなのだが・・・。

そのCDとは、先日会社帰りに中古CDショップに立ち寄って
購入した1枚。
ジャッキー・テラソントリオ 「Alive」

ジャッキー・テラソンは僕がもともと好きなジャズピアニスト。
何故か、彼のピアノスタイル、アドリブに惹かれる。
2枚CDを持っていた。
そして、今回もCDを2枚購入。
Alive と What It Isの2枚だが、僕が気に入ったのは
「Alive」の方。
'97年のライブ盤。319_2

ライブ録音と思えないほど音が良い。
楽器の音が生々しい。
演奏もライブ特有の高揚感はあるけれど、熱すぎないというか
雑にならない。
でもしっかりライブの雰囲気は出ている。


「What It Is」の方はAliveほどには感動しなかったのだが、
アルバム最後の曲が「ボレロ」で、これは気に入った。
ジャズ奏者がクラシックをアレンジしました、といった感じでなく
ボレロがジャズそのものになっているところが良かった!

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October 28, 2010

すごく音のよいCD!  コジェナー&マルコム/ヘンデル:アリア集

今週の日曜日、実家に帰っていたのだが、昼間、暇を持て余し
近所のクラシック専門CD/レコード店へ。
いろいろ物色した結果、以下のCDを買った。

①コジェナー&マルコム/ヘンデル:アリア集
②アンナ・ネトレプコ(S) / オペラ・アリア集
③歌劇『ドン・ジョヴァンニ』全曲 クイケン&ラ・プティット・バンド、
                    メヘレン、ヘーグマン、他
④テバルディオペラアリア集(10枚組)
⑤ドミンゴ、ジュリーニLAPOオペラアリア集


このうち、①③は聴き終わった。④は1枚だけ。②は未聴。

なんせ、驚いたのが①.
コジェナーについて、正直全く知らないのだが、
何故かCDは2枚ほど持っていた。
そして良く知らないままに又1枚ヘンデルのアリア集を買ったのだが、
これが素晴らしく音が良くて驚いた。
Showimg_2

もうCDをかけて、最初に音が出たときから録音の素晴らしさを感じた。
コジェナーの歌も良いのだが、この古楽オケの音が実に生々しい。
響きも心地よく、ちょっと驚いた。
①と②はDGの111周年記念BOXのばらし分売で、@480で手に入れた。
でも①はこんな値段じゃ申し訳ない演奏・録音!
こういう出会いがあるから、音楽の趣味はやめられない!

③もなかなか良い演奏。これもboxのばらしで、3枚組み900円と
大変リーズナブル。
モーツァルトは古楽器による演奏も良いだろうと思ったが
まさに思った通りの演奏。
オケの音、渋いという形容がぴったりの音。
歌手も豊かな声量で歌い上げるという感じではない。
この楽器の響きにあった、声質と声量ではないか?
いぶし銀的な演奏で好感が持てた。

最後にテバルディ。
初めて声を聴いた歴史的ソプラノ。
カラスと時代的にはかぶってライバル視されたこともあるようだけど
僕はどちらかというとテバルディの歌声のほうが好み。
僕の持っているCDではどちらも50年代なのだが
カラスのほうがスタイルが古く
感じる。
10枚組で2000円しないという大廉価ぶり。ただ、これは海賊版かも・・・。

結局、CD計15枚を4000もしないで手に入れた。
僕が初めてCDを買ったときは、DG等の国内版は@4200・・・。何かすごい時代だな。


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October 19, 2010

なか卯のカルビ焼肉丼

なか卯の親子丼が好きで、一時は親子丼はなか卯以外で食べる必要なし、と公言していた。確かに鳥肉に旨味がもっとあったらと思わないでもなかったが、半熟の卵があまりに美味しかったので、
僕にとっての親子丼のデフォルトとなった。
しかし、外国人の店員さんには半熟の卵の美味しさは理解できないのではないか?
最近のなか卯の親子丼、明らかに打率がおちている。

そして本題のカルビ焼肉丼。今日の夕食。
まず、タレとご飯の相性が素晴らしい。白胡麻も風味アップ!
なのに、なんてまずい肉。というか、臭い肉。
この肉ならもう牛肉はやめて、リーズナブルな豚肉かなにかを
使ったメニューを開発して欲しい。

そもそも牛丼の牛肉がまずいんだから、焼肉カルビ丼も推して知るべし。
今日は最初に肉を匂いが鼻に抜けない様にしながら食べ
あとから、タレご飯を食べました。
タレご飯、あんまり美味しくて、少し残そうと思っていたのに
ほとんど全部たべちまった!

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October 18, 2010

クリミナルマインド2、2-4話と「とん久」

クリミナルマインド2、大当たりの海外ドラマ。
先週(10/9)の金曜深夜って言うか土曜未明、ついちょっとだけ見たら、あんまり面白くて眠いの我慢して
最後まで見ちゃった。是非続きをというわけで、しっかり録画予約をしました。

このドラマ、テレ朝の番組案内によると
FBIのエリート・プロファイラー軍団、“行動分析課”、通称BAU(The Behavioral Analysis)が異常犯罪に
挑むといったドラマらしい。

キャラが立ってて、丁寧に作っている。事件もなかなかテーマが重いがしっかりしている。
第一話は先週週見たが、今週は2-4話までぶっ続け放映。

こんなにしっかりしたドラマ見せられるとやっぱりアメリカってすごいと思っちゃう。
1本ごとに映画でもみたような充実感。
来週は休みのようだが、次回の放映が楽しみ。
シーズン1再放送しないかな?

夕方の食事は久々に高田馬場のとん久へ
僕の超お勧めのとんかつ屋さん。

ここの特選ロースが本当においしい。ほかも良かろうがとにかく特選ロース。
肉の脂も甘く、さしの入り方がちょうど良い。脂っこくなく脂が食べられる。
僕の生涯のとんかつ屋さんベスト2.
あーダイエット中のはずなのに食べちゃった。でもご飯は一口残したぜ。

今日(10/16)はちょっと悔しいことがあったのだが、良質なドラマとおいしいとんかつで気分は上々?!

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バーンスタイン没後20年スペシャル(第二回)を見る(2010年10月16日)

バーンスタインの特集の第二夜はキャンディードの演奏会形式+α。
キャンディードって初めて見た!聴いた!

キャンディード序曲は、佐渡裕の「題名のない音楽会」のテーマで断片的に聞いたことがあり、
先週のバーンスタイン特集第一回で、初めて通して聴いた。

そして、キャンディード(演奏会形式)全曲。せりふがはいっているので、オペレッタともミュージカル
とも言われている。
話の筋は結構ハチャハチャ。死んだっていってた登場人物が生きてて(しかも一人だけじゃなく)、
先生(博士)は梅毒にかかって鼻がなくなっているし。
このストーリーのナンセンスさ不条理さって「カート・ヴォネガットJr」の小説みたいと思った。
ヴォネガットの小説も不条理で理不尽で不思議で、ナンセンスで、暖かくて、ちょっと切なくて。

さて昨日の演奏は・・・。

◇ブロードウェイ・ミュージカル 「キャンディード」
【作曲】レナード・バーンスタイン
【脚本】ヒュー・ホイラー 
【作詞】リチャード・ウィルバー
【出演】
(キャンディード)ポール・グローブズ
(クネゴンデ)クリスティン・チェノウス
(オールドレディー)パティ・ルポン
(パングロス博士)トーマス・アレン
ニューヨーク・フィルハーモニック
収録:2004年5月
ニューヨーク エイブリー・フィッシャー・ホールで収録

クネゴンデの歌で素晴らしいのがあった。
Glitter and be Gay
ものすごく楽しい曲。コロラトゥーラの技法で歌われる、カバティーナ、カバレッタで、この落差が素晴らしい。
特にカバレッタの弾けた歌いっぷりは最高!

こういうのってやっぱり聴いてみないとわからないもんだな!と痛感。
こんなに面白い曲なら、夏の佐渡裕プロデュースの実演を聴いておくんだった。残念!
でも出会えて良かった!


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October 17, 2010

サンティは素晴らしかった、N響アイーダ演奏会形式を聴く(2010年10月17日)

10月17日( 日)開演 3:00 PM NHKホール
第1682回定期公演 Aプログラム 

ヴェルディ / 歌劇「アイーダ」(全曲・演奏会形式)
指揮        :ネルロ・サンティ
エジプト王     :フラノ・ルーフィ
アムネリス    :セレーナ・パスクアリーニ
アイーダ      :アドリアーナ・マルフィージ
ラダメス      :サンドロ・パーク
ランフィス     :グレゴル・ルジツキ
アモナズロ    :パオロ・ルメッツ
エジプト王の使者:松村英行
女祭司長 :大隅智佳子
合唱 :二期会合唱団


サンティの指揮姿が好きで楽しみにしていた公演。
サンティの指揮、オペラの演奏に必要なものが全て手の内に入っていてそれを的確に出してきている、といった印象。オケにも歌手にも合唱にも必要な指示はしっかり出している。テンポもデュナーミクもメリハリはあるもやり過ぎ感は全くない。正に職人技。オペラ職人。

N響もアイーダトランペットがボロボロだったり、オーボエのソロミスがあったり、傷をあげればキリがないが、それにもまして緊張感と熱意を感じた。

歌手ではサンドロ・パークのラダメスがすごかった。高音の張った時の声が気持ちよく伸びている。僕が聞いたテノールの中でも高音の気持ち良さは指折り。この声何か他にぴったりくる曲があるようなと考えていたら、そうそうトゥーランドットのカラフにぴったり。プログラム見たら、一番のレパートリー。やっぱりって感じ。是非、聴いてみたい。

ラダメス以外について。
女性の二人の主要キャストが前半今一つ。他は充実していたという少し残念な感じ。他の代表として女祭司長の大隅智佳子。第一声からびっくりするほど声がホールに響き、アイーダとアムネリスの声の数倍通っていた。フレ-ジングというかブレスがもう少し自然だったらともっと素晴らしかったと思った。

エジプト王、ランフィス、アモナズロと、手堅く満足の歌唱。アイーダとアムネリスは今一で声量も足りない印象だったが後半は次第に良くなってきた。特に第4幕の第一場でのアムネリスの歌唱には感動。
アムネリスって、嫉妬深くて、傲慢な女性の役で嫌なキャラと思っていたのだけど、王の娘で何不自由なく欲しいものを手に入れられるはずなのに、欲しいもの(ラダメス)には見向きもされずというか激しく拒絶され、後悔の念に苛まれながら生きていかなくてはならないという、実はこのオペラの中でもっとも不幸な役だということに見事に気づかされた。アイーダは声が通らないし声そのものも魅力的でない。どうなっちゃうの?と思ってましたが後半はまずまずの歌でほっとした。
第3幕の後半から最後まで、サンティの棒が作る緊密な音楽は客席をも巻き込んでいたように感じた。デリケートなppでは客席も緊張しながら固唾を飲んで聴いている(って日本語が変ですか?)。
今日前半はフラブラが何度もあったのですが、後半は音が消えてからの素晴らしい間ができていて、これはもう音楽の力でしょうか?!舞台の上と客席で一体感が生まれた!

最後に演奏会形式オペラについて。
アイーダはとかく派手な演出(大道具)のイメージがあって、歌を丁寧に聴くとかよりも見せてなんぼ的なオペラのように思っていたが、演奏会形式では虚飾が排されるというか、素で音楽を聴くことができるのが、時にはいいものだと思わされた。オケがステージ上にいることによって、ピットにいる時より大人数で演奏され特に合唱と合わさったffは大迫力。この大音量は演出付のピット内のオケには出せない音!
大満足のアイーダ!! ブラボー、サンティ!

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October 11, 2010

バーンスタイン没後20年スペシャル(第一回)を見る(2010年10月9日)

今年の10月14日がバーンスタインの没後20年に当たるそうで、
NHKはずいぶん力の入った特集を行っている。
今日見たのは10月9日の放送を録画したもの。
1部は映画ウエストサイドストーリーだが今回はパス。
2部から見はじめた。

2部の内容
◆「バーンスタイン・イン・ヘーヒスト」(標準画質)
バーンスタインNYPのフランクフルト・100年ホールに於ける1976年のライブ。
キャンディード序曲、ラプソディ・イン・ブルーシンフォニック・ダンス、コープランドのアメリカプロ。

この曲目だとアンコールもアメリカの曲になるはずだが、何だろう?と思っていたら、
スーザ「星条旗よ、永遠なれ」
バーンスタインの指揮は音楽がかくあるべしということを、指揮棒だけでなく身振り、表情、目で、
完璧に奏者に語っている。

収録:1976年6月8日、9日(標準画質)

◆ドキュメンタリー「メイキング・オブ・"ウエスト・サイド・ストーリー"」(ハイビジョン版)

バーンスタインが自作ウエストサイドストーリーを初めて指揮して録音した際のメーキング映像。
ホセ・カレーラスやキリ・テ・カナワといったオペラ歌手を起用。

これがすごい。
何テイクも繰り返す。理想通りの音楽を作るため。
いまどきは、スタジオ録音が減って、ライブ1発で録るのが増えているのでは?
これだけの巨匠が、これほど、理想を求めて、何テイクも録っていいものを作り上げる。
中途半端なものができるわけがない。
しかもバーンスタインの指揮、指示はきわめて具体的で、はっきりとわかりやすい。
ただし、感情の起伏も激しく、まともにぶつかったら大変そう。

ホセ・カレーラスは相当苦労している。
しかも頭悪そう。なかなか、指示通り歌えない。挙句にぶちきれている。
キリ・テ・カナワは結構かわいい系で、いい子に歌っている。
バーンスタインの指揮ぶりや妥協を許さない音楽作りに感動を覚えた。
このCDが欲しくなった!


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October 10, 2010

アンプが修理から返ってきた

アンプが故障してずっとごまかしながら使ったり、ごまかせないときはCDプレーヤーから
ヘッドホンで聴いたりしていたのだけど、流石に我慢が出来なくなって、修理に出した。

AVアンプに買い換えるとか、別のアンプを購入するとかいろいろ頭をよぎったが、結局今までのアンプ
に愛着もあって、修理して使い続けることにした。

僕のアンプは山水のプリメイン。 AU-α907Limited。その前はアキュフェーズの中では
プリとパワーを使っていた。この時もどちらかが故障したのをきっかけに買い換えたのだと思う。

ついでに現オーディオの構成
CDプレーヤー   :ソニー:CDX-XA55ES、
スピーカー     :ソナスファベール:MINIMA
レコードプレーヤー:TRIO:KP7070
スピーカーもここのところはタワー型が流行っているようだが、僕のスピーカーはコンパクトスピーカーが
流行ったころのもの。
小さいのに鳴りがいいのとエンクロージャーの木の感じが気に入ったのが購入理由。
でかい4wayとかより、2way位のスピーカーが好みだった。

CDプレーヤーは前のヤマハがお気に入りだったが故障したため泣く泣く買い換えたもの。
こちらは特に理由なく適当に選んだ。

あと数年前オークションで落としたトリオのプレーヤー。

普段はLPなんて聴かないのだが、何故か突如レコードが聴きたくなって買ってしまった。

さて、久々にまともな状態のオーディオで何を聴こう?

まずはデセイのCDから、
椿姫や清教徒が入っているCDを途中まで。

LPもかけてみた。
JAZZ ボーカル、
バーンスタイン指揮、WPO ばらの騎士
メータ指揮NYP 英雄の生涯

うーん、レコードって結構いいかも。

今日はジュリーニの悲愴を聴いた。

CDはコンドラシンのブラ1を朝から。
シトコベツキのバッハ無伴奏ソナタとパルティータを少し。

カラスのCDなど69枚組もまだ、あんまり聴いていないので、ゆっくり聴いていくことにしよう。

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October 08, 2010

ヴェルディのDVDを見る(運命の力、シチリア島の夕べの祈り、ナブッコ)

ヴェルディのオペラDVDを立て続けにみた。

運命の力、とシチリア島・・・は日本語字幕なし。
ナブッコは読みにくいながら、字幕あり。

ヴェルディのオペラDVD/TV放映で見た事があったものは

リゴレット
トロヴァトーレ
椿姫
シモン・ボッカネグラ
ドン・カルロ
アイーダ
オテロ
ファルスタッフ

この中では仮面舞踏会、ドン・カルロがちょっと込み入った筋。
ヴェルディでは結構込み入ったり、わかりにくい話が多い。
トロヴァトーレですら、最初はピンとこなかった。

そして今回の、運命の力、シチリア島の夕べの祈り、ナブッコもなかなか話が複雑。
プッチーニは舞台は、中国だったり日本だったりするが、内容はベタベタの恋愛もの。
ヴェルディオペラは、歴史、時代背景や宗教的バックアップが話に取り入れられていて
お気軽に楽しむというわけには行きにくい。

でも、真剣に見ると素晴らしくドラマチック。
どの曲も歌手もまあ、感心するほど声に力がある。
というより、ヴェルディのオペラって歌手という歌手に力強い声を求める。

日本で、なかなかヴェルディのオペラ上演が少ないのは
強い声の歌手をそろえるのが難しいからかもしれない。
主役と同じくらい力強い声が求められる。
しかし、歌手がそろったときは、本当にすごい。


個人的には
シチリア島の・・のドラマチックさがすごいと思った。
ナブッコはどうももう一つなじみにくい。
運命の力はその間くらいかな?

シチリア島は狭いブッセートの劇場のライブ。
学芸会みたいな舞台の狭さ。
客席の回りも使った演出。
舞台装置もたいしたことがないのに、
歌手の熱さがとにかくすごい。
名前だけで僕が知っている歌手はいないのだが
(もともとあまり知らないのだけれど)
歌手の一人ひとりが力強く熱く歌っている。

今回の3枚、どれも悪くないので、もっと聴きこみたいと思った。


・ヴェルディ:歌劇『ナブッコ』全曲
 アルベルト・ガザーレ(Br ナブッコ)
 スーザン・ネヴィス(S アビガイッレ)
 オルリン・アナスタソフ(Bs ザッカリア)
 中島康晴(T イズマエーレ)、他
 ジェノヴァ・カルロ・フェリーチェ劇場管弦楽団、合唱団
 リッカルド・フリッツァ(指揮)
 演出:ジョナサン・ミラー
 収録:2004年、ジェノヴァ(ライヴ)
 NTSC、リージョン・オール、16:9
 DTS 5.1、ドルビー・デジタル 5.1、PCMステレオ
 字幕:伊英独仏西日中
 140分

・ヴェルディ:歌劇『シチリア島の夕べの祈り』全曲
 アマリッリ・ニッツァ(S エレナ公女)
 レンツォ・ズーリアン(T アッリーゴ)
 ウラディーミル・ストヤーノフ(Br モンフォルテ)
 オルリン・アナスターソフ(Bs プローチダ)
 チェーザレ・ラーナ(Bs ベトゥーネ)
 ロレンツォ・ムッツィ(Bs ヴォードモン伯爵)
 ティツィアーナ・カッローロ(S ニネッタ)
 ジョルジョ・トゥルッコ(T ダニエリ)
 クリスティアーノ・オリヴィエーリ(T テバルド)
 アルトゥーロ・トスカニーニ財団管弦楽団、合唱団
 ステーファノ・ランザーニ(指揮)
 演出:ピエール・ルイジ・ピッツィ
 収録:2003年、ブッセート(ライヴ)
 NTSC、リージョン・オール、16:9
 ドルビー・デジタル 2.0
 字幕:伊仏英独西
 159分

・ヴェルディ:歌劇『運命の力』全曲
 スザンナ・ブランキーニ(S レオノーラ)
 レンツォ・ズーリアン(T ドン・アルヴァーロ)
 マルコ・ディ・フェリーチェ(Br ドン・カルロ)
 パオロ・バッターリア(Bs グァルディアーノ神父)
 ティツィアーナ・カッラーロ(Ms プレツィオシッラ)
 パオロ・ルメーツ(Bs フラ・メリトーネ)
 ジュゼッペ・ニコデーモ(Br カラトラーヴァ公爵)、他
 ロヴィゴ・ソシアーレ劇場合唱団
 ヴェネト・フィルハーモニー管弦楽団
 ルーカス・カリティノス(指揮)
 演出:ピエール・フランチェスコ・マエストリーニ
 収録:2006年1月(ライヴ)
 NTSC、リージョン・オール、16:9
 ドルビー・デジタル 5.1/2.0
 字幕:伊英仏独西
 181分


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October 02, 2010

新国立劇場、アラベラを聴く(2010年10月2日)

きょうは新国立劇場、2010/2011シーズンオペラの初日。
今シーズンはアラベラ(新製作)で幕が切って切って落とされました。


Richard Strauss:Arabella
リヒャルト・シュトラウス/全3幕
【ドイツ語上演/字幕付】
スタッフ
【指 揮】ウルフ・シルマー
【演出・美術・照明】フィリップ・アルロー
【衣 裳】森 英恵

キャスト
【ヴァルトナー伯爵】妻屋秀和
【アデライデ】竹本節子
【アラベッラ】ミヒャエラ・カウネ
【ズデンカ】アグネーテ・ムンク・ラスムッセン
【マンドリカ】トーマス・ヨハネス・マイヤー
【マッテオ】オリヴァー・リンゲルハーン
【エレメル伯爵】望月哲也
【ドミニク伯爵】萩原 潤
【ラモラル伯爵】初鹿野 剛
【フィアッカミッリ】天羽明惠
【カルタ占い】与田朝子

【合 唱】新国立劇場合唱団
【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団

◎日本人大活躍!美人のアラベラ ブルーのモダーンな装置!

今日は今シーズンの初日。
オケも歌手もしっかり歌ったという印象でした。

強い、圧倒的な歌はなかったけれど、みな水準をクリアしてたんじゃないかな?
特に日本人歌手の出来が良くてびっくり。
外国キャストを食っていたと思う。
ヴァルトナー伯爵の妻屋秀和は新国、レギュラー?演技も声もばっちり。
アデライデの竹本節子はキャラも声もぴったり。
エレメル伯爵の望月哲也は伸びやかな声が素晴らしかった。
そしてフィアッカミッリの天羽明惠!
天羽のコロラトゥーラはかわいらしく、声もしっかり出ていて素晴らしかった。
正直、主役を食ってた。
彼女の登場から俄然ミヒャエラ・カウネも本気モードになった感じ。
ズデンカのアグネーテ・ムンク・ラスムッセンも声は少し細かったが、
キュートな感じで男装の少女役が似合っていた。
アラベラとズデンカの二重唱はほんとに美しかった。

マンドリカはトーマス・ヨハネス・マイヤー。ちょっと野生的過ぎるかと思ったが、
無骨な男らしさが出ていたと思う。随所でオッと思わせられたが、逆に言うと
ずっとすごい感じではなかった。


今日の公演を思い返して不思議な気がしたのだが、
この公演を見る(聴く)まではアラベラに出てくる登場人物は好きになれない者ばかり
だった。
没落貴族の両親は娘が金持ちに嫁ぐことで生活しようとしていて、
父はギャンブル、母は占い三昧。
アラベラも美人かも知れぬが、家族のためとは言え、三人の求婚者の心をもてあそび結局まとめて
振ってしまう、高飛車。
マンドリカも田舎の成金で若い美人の娘を金の力で妻にしようとしている。
ズデンカ以外はどうも嫌な感じの登場人物ばかり・・・。

でも、今日の公演見ると、一人ひとりの気持ちやら心やらを感じてみんな言い人に
見えたんだよね。これが不思議だったところ。

両親は娘のことを思い、アラベラは家族や妹を思い、マンドリカを愛せると確信し、
マンドリカは真剣にアラベラを愛し、自分の誤りは素直に恥じて謝り、そしてズデンカは
自分の信じた愛に猛進する。
これは、演出の力なのか?字幕が良く出来ていたのか?音楽が素晴らしかったのか?

どれが正解かわからないけれど、満足できる公演でした。
特に初日としてはずいぶんリハーサルをしたのではと思わせる演奏。
オケも頑張ってたと思う。

舞台は1-3幕まですべて青いイメージで統一されていた。特に2幕の舞踏会の舞台は
真ん中の階段 2階に回転ドア階段を下りてくる人物。
人を探すシーン等1階の奥のほうや、2階の部分をうまく使って見せていたと思う。
そして、ウイーンの夜に降り続く雪。
素敵な演出と装置だったと思う。

そうそう、ズデンカとマッテオの結婚が許される場面では思わずほろり。
いやー泣けるオペラとは思っていなかったのだが、何故か目頭が熱くなっちまったぜ!


初日でここまで出来ていると今後どこまでよくなるか、特に来日歌手の歌のレベルが上がってくると
相当レベルの高い公演になるのではないかと思った。


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October 01, 2010

僕とオペラの出会い~ウィーン国立歌劇場(2008年1月2、4日)こうもり、セビリアの理髪師

 僕が、オペラファンになったのは2008年の1月にウイーンに行き、国立歌劇場でオペラを見たのがきっかけ。
このウィーン行きも結構適当に決めた。12月の中旬、ヨーロッパに行こうと思い立ち、さて、どこに行こう?
候補はイタリアとウィーン。
そして、購入可能だった格安航空券は韓国経由のウィーン行き。
こんな寒い時期にウィーンか・・・。いいや、行っちゃえ!

ウィーンに行くとなったら音楽!半月後のチケットで何が買えるだろう?
そして探した結果買えたのが、

1月2日、「こうもり」
1月4日の「セビリアの理髪師」
曲名は聞いたことがある。もしかしたら、楽しいかも!

1/2
こうもり
ヨハン・シュトラウス
2008年1月2日
指揮 ベルトラン ド ビリー
演出 オットー シェンク


キャスト
アイゼンシュタイン Bo Skovhus
ロザリンデ     Silvana Dussmann
フランク       Alfred Sramek
ファルケ博士    Morten Frank Larsen
アルフレッド    Herwig Pecoraro
ブリンド       Peter Jelosits
アデーレ      Ilena Tonca
イーダ        Laura Tarulescu
フローシュ     Cornelius Obonya
イワン        Michael Kuchar

ウィーン国立歌劇場管弦楽団
ウィーン国立歌劇場合唱団
ウィーン国立歌劇場

今、このキャストの中で知っている名前は指揮者のベルトラン・ド・ビリーだけ。
(モーツァルトのダ・ポンテ3部作のセットのCDを持っている)

当時はこの指揮者の名前も知らなかったはず。

正直、今、思い出そうとしてもあまりよく覚えていない。
でも、ウイーンの国立歌劇場に居る、ということだけでも相当うれしかった。
あこがれの場所!

ただ、ウィーンについてホテルにチェックインして、ほんの少し休んですぐのオペラ鑑賞は相当きつかったはず。
まあ、少しは寝たでしょう。
ほとんど覚えていないのだが、悪くなかったという感触は残っている。
だから、次のオペラ(1/4)も気が重いということはなかった。

そして1/4.
セビリアの理髪師
ジョッキーノ ロッシーニ
2008年1月4日
指揮 ファビオ ルイージ
演出 ギュンター レナート

キャスト
アルマビーヴァ公爵 アントニオ・シラグーザ
バルトロ Wolfgang Banki
ロジーナ Michaela Selinger
フィガロ Roberto De Candia
バジリオ Walter Fink

この日はバルコニーの3列目という、下手をしたら全く見えないかもしれない席だったが、
一番前が、二人の子供、その後ろにお父さんもいたが、
3列目とい割には、普通に観る事ができた。

指揮はファビオ・ルイージ!といっても当時はオペラでも定評がなどと全く知らず。
そして、アルマビーヴァ伯爵はシラグーザ!!
ロッシーニのスペシャリストテナー。

実は、この日のこともそれほどよく覚えていない。

それでもブッファの楽しい雰囲気だけは心に刻まれたんだと思う。
アジリタのテクニック、ロッシーニクレッシェンド、テノールの伸びやかな高音。
そんな言葉は何一つ知らなかった僕だが、その楽しさは十分身をもって感じたんだと思う。

それが証拠に、帰国後オペラDVDを生まれて初めて買いに行った。
あの時感じた楽しさって本物だかどうか、確かめたくなって。


はなはだ心元ないのだが、
「多分、楽しんだんだろう」「それなりに感動したのだろう」というのが、精一杯。

何かいいかげんだが、事実だからしょうがない。
でも、この時オペラを観ていなかったら、ウィーンに行かなかったら
今、こうしてオペラファンになっではいなかったかもしれない。

ビバ!ウィーン! ありがとう!ウィーン!!

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