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June 21, 2011

相性が悪い?ハーディングチャリティーコンサート、マラ5、新日フィル(2011年6月20日)

日時:2011年6月20日(月)19:15開演
会場:すみだトリフォニーホール

特別演奏会 
ハーディング・新日本フィル チャリティーコンサート
-3.11東日本大震災、明日への希望をこめて-

■プログラム
マーラー作曲 交響曲第5番嬰ハ短調

今や日本クラシック界の英雄で言動も音楽も多くの人に支持されているハーディング。若いが世界的な指揮者でCDもメジャーレーベルから何枚もリリースされている。震災の際来日中だった彼は言動も行動でも素晴らしく、新日フィルの楽員からも全面的に信頼されているようだ。この日のコンサートもチャリティーとして行われ、収益は寄付されるそう。

そんなコンサート楽員も聴衆も異様な興奮と緊張に包まれた様。

さて、マーラー第五番。1楽章は葬送行進曲。Tpのソロで始まる。ハーディングは指揮棒を振っていないように見える。先ずは悪くないスタート。
やや遅めのテンポで音楽が進む。緊張が続く。チューバがやたら大きい。コンマスは指揮者への共感からか大きな動きでオケを統率している。
うーん、悪くはないのだが、どうも何かが違う。マーラーだったらこうなって欲しい、こう振って、こう吹いて、こう弾いて欲しいと思っているがなかなかそうしてくれない。
2楽章は遅めのテンポ。好みでない。
3楽章が一番面白かった。いびつなワルツ。ホルンがベルアップして大咆哮!これは凄い。
4楽章。意外ややや早めのテンポ。ほんの少しだが。これは悪くないが、こここそ粘って盛り上げて欲しいのだが。
5楽章。疲れてしまった様で、よくも悪くも普通。Vnももはや普通に弾いている。最後はまあ盛り上がったが。
トランペットは音が足りず。時々傷も見えた。
MCOの時あれほど目立たせていた木管もさほど目立たなかった(一部ベルアップさせてはいたが)。
他にもチェロ、ビオラの音量も足りなかった。これだけ今回も楽しめなかったのはハーディングの指揮のせいか新日フィルの演奏のせいか、僕の鑑賞力のせいか?

何か欠点をあげつらう嫌な奴みたいになった。だけど、僕も感動したかったんだよ!
急いで帰らなくてはならなかったので、カーテンコールで盛り上がる会場を足早に立ち去ったのでした。
ニムロッドは素晴らしかったです。精緻美しくて。

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June 20, 2011

ダムラウだけでなかった!MET「ランメルモールのルチア」(2011年6月19日)

メトロポリタン・オペラ「ランメルモールのルチア」
日時 6月19日(日) 12:00開演(11:15開場)
演目 ドニゼッティ:歌劇「ランメルモールのルチア」(全3幕・原語(イタリア語)上演・字幕付)
指揮 ジャナンドレア・ノセダ
演出 メアリー・ジマーマン
出演 ルチア:ディアナ・ダムラウ
エドガルド:ピョートル・ベチャワ
エンリーコ:ジェリコ・ルチッチ
ライモンド:イルダール・アブドラザコフ
演奏 メトロポリタン歌劇場管弦楽団
合唱 メトロポリタン歌劇場合唱団

ダムラウとベチャワは先日聴いた。そのすばらしさは十分分かって期待が高まる中、今日を迎えた。ルチアは何と二期会公演に続き今年2度目!

第一幕、第一場、
幕開けからエンリーコのジェリコ・ルチッチが素晴らしい。兄というにはずいぶん老けているがそれはともかく、その声の素晴らしさに圧倒される。ライモンド神父もなかなか良い。
第二場、スコットランドの景色が美しい。
影絵のよう。
ルチアが幽霊(幻)を見る場面は狂乱の場の前哨戦。オペラグラスで見なければ、なかなか少女らしさを出した演技。ダムラウはらく余裕を持って歌っている。
そしてエドガルド登場。ダムラウとベチャワの二重唱が美しい。まだ、抑え目かな?十分すぎるのだが。

第二幕は兄の策略がはまり、結婚が成立。狂乱へのお膳立ては揃った。幕の終わり、ルチアの裏切り(と誤解した)エドガルドの絶叫。男の歌でウルウル来たのは初めて。ベチャワが素晴らしい。

そして第三幕 第一場、狂乱の場。やはりダムラウはすごい。ここでも目一杯と言う感じでない。そこが素晴らしくもあり少し物足りなくもある。やはりデセイのような憑依系というか女優派というか、あの切羽詰まったこちらの身も切られるような感じとは少し違う。ぢちらかというと練りに練った歌と演技を感じる。ダムラウこんなすごい歌手だったんだ!14日に続き思い知らされる。

第三幕 第二場、狂乱の場のあとはいささか分が悪い。いつもだと要らないのでは?などと思ってしまうのだが、
今日は、このシーンでも感動!
ここでもエドガルドの悲劇の場面が胸を打つ。

ノセダは指揮がうまい。去年のトリノ以来だがメリハリをつけた指揮が気持ちいい。
第一幕の最初は少し、ドタバタ感があったが、あとは問題なし。合唱のところは、少し早めに音楽を作り停滞を避けて、歌わせたいところは本当にたっぷ歌わす。オケもこの時代の作品にしては大き目の編成でたっぷりと鳴らす。この厚い音が快い。今日はダブルヘッダーなので、管楽器などは必ずしも最善のメンバーになっているかはわからない(正直、傷も散見)が、それでもノセダとメト管の演奏は十分満足のいくものだった。

今日は始まる前はダムラウの独り舞台か?などと思っていたが、終わってみれば、高いレベルで均衡した優れた作品となっていた。METの総合力(指揮者、オケ、ソロ歌手を集めてくる手腕)に脱帽だ。
また、今日のメンバーはダムラウをはじめとして発表時のオリジナルのメンバーであり、この原発問題等の情勢の中のMET来日にはオペラファンとして改めてお礼を言いたい気持ちだ。

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June 19, 2011

熱狂の輪の外に。ハーディング・新日フィルのブル8(2011年6月18日)

2011年6月18日(土)14:00開演
会場:すみだトリフォニーホール

新日本フィルハーモニー交響楽団
第478回定期演奏会

■プログラム
ブルックナー作曲 交響曲第8番ハ短調(1890年、ノーヴァク版)

■出演者
指揮:ダニエル・ハーディング
演奏:新日本フィルハーモニー交響楽団

今をときめく男ハーディングの指揮によるブルックナー交響曲第8番。ブルックナーはそれほど得意でないのだが、第8番はブルックナーの中では好きな方。好きな順に並べると8番、7番、4番、9番の順に好きでそのほかはちょっと・・・といったところ。だから、結構期待していたのだが。

4楽章が終わって聴衆は大喝采、拍手、ブラボーの嵐。だが、僕は聴衆の熱狂から外れて足早に会場を後にした・・・。好きな曲と思い油断したが、予習しとくべきだったかなあ?
1楽章から3楽章までどうも僕の思っているブルックナーになっていかない。
1楽章、2楽章、金管と弦が別れてしまっている様に聴こえる。ブルックナーらしい粘りやうねりがない。遅めのテンポで推進していく推進力が感じられない。確かに丁寧に音をハモらせている気もするが、もうじれったくてじれったくて。特に絶賛しているいる方の多い3楽章が一番辛かった。一番盛り上がったのは4楽章だったが、周りが熱狂している中、醒めきっている自分がいた。
まあ、しょうがない。こんな日もある。
マラ5も案外4楽章とか僕に合わずきついかもしれないな。(聴きに行きたいがまだ行けるか分からないが)

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June 15, 2011

至福!MET管特別コンサートダムラウ、ルイジ(2011年6月14日)

メトロポリタン歌劇場管弦楽団の特別コンサート。
病気でキャンセルのレヴァインに代わりファビオ・ルイジの指揮。売り物はネトレプコだったが放射線を恐れキャンセル。代わりにダムラウ、フリットリ、ベチャワが登場する代演にしては豪華なコンサートになった。

開演に先立ち総支配人ピーター・ゲルブが挨拶。
代演とプログラム変更のお詫びをしたが、誠意と意気込みを感じる。説明責任を果たすって大切だとしみじみ思う。
さて、この日のプログラムだが、前半はベッリーニから3曲+R・シュトラウス、後半はヴェルディから3曲+R・シュトラウスというバラエティだが、発散していない良く考えられたものだった。

前半、幕開けはノルマの序曲。オケは少しざらついたような感じ。2曲目クヴィエチェンの清教徒からのアリアもホールが変に響いて聴こえてしまって、もう一つ。これは座席(P席)のせいだろう。
が、ダムラウの登場で雰囲気が一変。清教徒からの狂乱の場は完璧だった。どんな声も無理なく発声しているように聴こえる。高音も聴いていて不安を全く感じさせない。全くもって自然。多分正面から見たら、表情付けも凄いのだろうと思った。こうなるとますます日曜日のルチアが楽しみ。
前半の最後は、ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら。冒頭の「昔むかし」だっけ?バイオリンの音から「おっ」と思わせる。前の3曲と音が違う。本気の音。大編成のメト管が本気を出した!

後半はヴェルディ、運命の力序曲から。これが素晴らしい。ルイジの熱い指揮。この日一番の音楽への共感を感じた。手練れ揃い管楽器も素晴らしい。
次の2曲はヴェルディから。フリットリはメゾの若手とトロヴァトーレから。P席だから基本後ろ姿しか見えないが、ちょっと横向いた時の声の深さといったら!あー、正面から聴きたい。
続くベチャワは仮面舞踏会から。ベチャワってこんな凄いテノールだったんだ!高音までばっちり出ている。楽しい!
最後はR・シュトラウス ドンファン。これも濃いめの演奏。楽しい、美しい。遅いところはたっぷり歌わせている。盛り上がるところは渾身の棒さばき?表情たっぷりに指揮している。大喝采!

アンコールはマノン・レスコー間奏曲。プッチーニのオーケストレーションって素晴らしい、と感じたのは今月2度目。大きな表現の演奏!

贅沢なメンバーによる素晴らしい音楽を聴くことができた。まさに至福の時を過ごすことができた。
METよ、ありがとう‼

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June 11, 2011

男気 ハーディング、ブラームスを聴く(2011年6月8日)

2011年6月8日19:00
オーチャードホール、
指揮 ダニエル・ハーディング
演奏 マーラーチェンバーオーケストラ

ブラームス交響曲第三番
ブラームス交響曲第一番
アンコール
ブラームス交響曲第二番三楽章

3月の新日フィルの演奏会で、ハルサイとマラ5を聴く予定だったが震災の影響で聴けず。この日が初ハーディング。
つまらない飛び込み仕事を振り切ったが、精神的にはあまり良くない中、何とか開演に間に合った。

ハーディングといえば、震災時に日本にいたことで、日本への気遣い、思いやりを示してくれ、いち早くチャリティーのコンサートの開催を表明。新日フィル音楽監督との対応の差に、ハーディングはかなり男をあげた。
前にも書いたが、僕はアルミンクの行動容認派(笑)なのだが、ハーディングの人間性の高さと言うか器の大きさはただただ頭を垂れるのみ。新日フィルのインタビューを読み心から感動。

さて、そんなハーディングだが音楽は?
ブラームスの交響曲第三番は、哀愁とか憂いとか素などと言ったイメージだったのだが、ハーディングはそんな感傷を排して音楽をつくる。1楽章と4楽章で目覚ましかったが、2.3楽章は僕には些か物足りなかった。もっとブラームスの落ち着いた音色やうねる様な音が聴きたかった。
ハーディングは木管パートを特に重要視しているようで、クラ、オーボエなどベルアップさせて演奏させるところも多かった。この編成で手練の演奏家がベルアップするので木管がかなり目立つ演奏でした。これは納得。次のブラ1も同様の傾向がありました。

2曲目はブラームスの交響曲第一番。
1楽章冒頭は思いのほかオーソドックス。早目のテンポかなと思っていたのだが、テンポも普通。ティンパニーの音は重なかった。ハーディングのブラ1、1楽章聴きながら、愛聴盤コンドラシンACOのブラ1を思い出していた。この人数でこの音が作れるのか。
聴き進み3楽章から間段なく4楽章へ突入。ホルンのベルアップこそないがまたコンドラシンの演奏を思い出す。
フィナーレはテンポ揺らして大盛り上がり。最近は、このような、アゴーギグを効かせた演奏が増えているかも。個人的には好きだが、好みは分かれるでしょう。
もう最後は聴いている人が一体となって音楽に乗っていった!楽器を弾くように体を動かす人の多いこと!
もうみんなして拍手するときを待っていたような。
すばらしいブラ1でした。

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June 07, 2011

2日連続!新国立劇場「蝶々夫人」(2011年6月6日)

指揮:イヴ・アベル 
演出:栗山民也
合唱:新国立劇場合唱団 
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

§キャスト§
【蝶々夫人】オルガ・グリャコヴァ
【ピンカートン】ゾラン・トドロヴィッチ
【シャープレス】甲斐栄次郎
【スズキ】大林智子
【ゴロー】高橋淳
【ボンゾ】島村武男
【ヤマドリ】松本進
【ケート】山下牧子

今日は予定外のオペラ鑑賞。
プッチーニの蝶々夫人。
この演出は一度見たので、スキップするつもり
だったのだが、B席が安く手に入ることになり急遽参戦。

今日一番素晴らしかったのはオケ。1幕目は多少バタついた感じがあったのだが、復調どころか凄く良くなった。
指揮者の作る音楽がダイナミックだが劇に即している。プッチーニの曲のすばらしさ。美しいだけではない。心理的描写がちゃんと音楽で表されている。
盛り上がるところはかなり大きな音だが、歌もしっかり聞こえる。金管パート、特にホルン、トロンボーンがいい。
東フィルは大所帯のせいか当たるとすばらしい演奏をする。
この指揮者、気に入った!

歌手陣、タイトルロールのグリャコヴァはかなりの美人だったらしい。急参戦の為、オペラグラス持っていず残念。ただ発声が好みでなくあまり好感は持てなかった。発声の際、小さい音から押し出す様に声を出して歌う。重唱の時など相手も合わせにくそう。声量は十分。演技も日本人らしい所作で好感がもてた。
ピンカートン、なかなか雰囲気がでていた。声量も音楽が進むにつれしっかりでてきていた。シャープレス、甲斐栄次郎。ウイーン国立歌劇場の専属。落ち着いた歌唱で過不足なし。スズキも控えめながら悪くない。ゴローはこの悲劇の中にあって少しコメディタッチ。演技も声量も十分。
演出はシンプルな舞台装置に光と影を生かしたもの。
このオペラは一番のおいしいところが「ある晴れた日に」だろう。ただ場面としては少し早すぎる。2幕1場の幕開けすぐ。ことらもまだ気持ちが盛り上がっていないのだが、いきなり歌われる。また、前述のようにグリャコヴァの発声法が僕の好みに合わないので感動も中途半端・・・。
ところが、2幕2場から最後に掛けて俄然良くなる。オケがドラマを煽る。蝶々さんの歓び、そして悲しみ、絶望が緊張感と共に伝わる。音楽も蝶々さんの心のままに鳴り渡る。もはや発声の癖も気にならない。
ということで、今日は特にプッチーニの音楽を管弦楽曲でも聴くように味わうことができた。
満足、満足!



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June 05, 2011

楽しかったキャンプ場のコジ・ファン・テュッテ:新国立劇場(2011年6月5日)

指揮:ミゲル・A.ゴメス=マルティネス ※
演出:ダミアーノ・ミキエレット
合唱:新国立劇場合唱団
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

§キャスト§
【フィオルディリージ】マリア・ルイジア・ボルシ※
【ドラベッラ】ダニエラ・ピーニ
【デスピーナ】タリア・オール※
【フェルランド】グレゴリー・ウォーレン※
【グリエルモ】アドリアン・エレート
【ドン・アルフォンソ】ローマン・トレーケル

※は原発問題により出演者交代。

僕にとってはじめてのコジの実演。
モーツァルトの中でもフィガロ、ドン・ジョバンニ、魔笛に次ぐ
有名オペラだが鼻歌で口ずさめるほど有名なアリアはなく
それらと比べると少し取っ付きにくいかも。
このオペラは美しい重唱が多いことでも知られている。
あらすじはここでは詳しく書かない。
恋人の貞操を試すが裏切られてしまう。
女はみんなこうしたもの・・・コジ・ファン・テュッテ

今日の舞台はイタリアの現代のキャンプ場だそう。
キャンプ場っていう設定で、木を何本か置いてお茶でも濁す
貧乏演出家と思ったらさにあらず、
キャンプ場のビュッフェやら、売店?等が作りこまれ、
キャンピングカーを配し、回り舞台を有効に使っていた。
回り舞台の奥行き方向も活用され、1幕と2幕でちゃんと
変化もあり、舞台装置はとてもすばらしいもの。

コジはもともと浮気とか心変わりとか人の心を試すとか
極めて現代的なテーマだから、現代に舞台を移しても
全く違和感が無い。どちらかと言えば、その方が自然に
思えるかも。

歌手への演出もとても細かい演技を求めていて、
皆、十分に答えていたと思う。
合唱団の演技も楽しい。

では肝心の音楽について。
女性3人がすばらしい。
本当に代演? 
男性陣も十分良かった。
みな音程や低音域等、全て完璧とは言えないが
美しい歌唱も随所で聞くことができた。
この曲は一人すごい歌手がいても満足できるものではなく
どちらかと言えば、主役4人の粒が揃っていることが大事。
その意味では今回は容姿、年齢、歌唱とも満足できる
レベルだったと思う。
その意味で、主役4人と準主役2人、計6人のうち3人が
代演となったこの公演でこれだけのレベルの歌手を
揃えた、新国立劇場の関係者の努力には感心。

楽しい舞台の最後はほろ苦い結末だが、現代を舞台に
お芝居を作ると、おのような終わり方にならざるを得ないと
納得。
オケはホルンがもっと美しいと良かった。指揮はテンポが
遅すぎるところは少し気になったが好みの問題だろうか?
僕は早めの演奏が好きなのだが。
テンポがゆったりしているおかげで振幅を大きく、
大げさ気味な音の作りのところもあって、そこは好感をもった。

総じてすばらしいコジでした。


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